INDEX

  • 製品の寿命を数十倍に伸ばすこともある表面処理技術
  • 技術部門でありながらお客様とのコミュニケーションが強みに
  • 大手自動車メーカーへの出向でさらなる成長を実感

よりよい技術を求め、
日々探究を続ける。

ウメトクは特殊鋼の専門商社でありながら、鋼材を売るだけでなく、機械加工や、熱処理・表面処理といった技術部門を持っているちょっと特殊な会社です。私は、表面処理の部門で金型に窒化やコーディングなどの処理を施す仕事をしています。表面処理を施すと、表面が硬くなって金型の寿命を向上させることができ、うまくいけば寿命が十倍以上にも伸びることだってあります。

元々、父が製鉄会社につとめていた影響で、小さい頃から鉄は私にとってなんとなく身近な存在でした。大学で材料工学の道へ進んだのも自然な流れです。就職先として最終的にウメトクを選んだのは、特殊鋼の商社として販売から加工・処理までいろんな分野の仕事をしているというのが一番の理由。最後まで迷っていた素材メーカーとも取引をしていて、当然他のメーカーとも仕事をしているため、それならウメトクの方がいろいろなチャレンジができると考え入社を決めました。

お客様との距離が近い。
だからこそ
期待に応えたい。

私の部門でいえば、加工メーカーが競合となるのですが、ウメトクはお客様となる大手企業と直接取引しているところが強み。競合他社は商社を挟んで取引をする一方で、私たちは顧客ニーズをダイレクトに汲み取り、社内で材料、加工、熱処理、表面処理まで全てを完結できるので、お客様からとても重宝がられているんです。実際に技術部門にいながら、お客様の元に直接出向いて話を聞く機会が多いため、細かな要望にも応えることが可能です。例えば、製造ラインの金型コーティングに関する相談を受けた際、詳細なヒアリングを行ったのち、ウメトクからの提案で金型の耐久性を大幅に向上させることができました。それまで当社以外の様々な加工メーカーに依頼しても結果が出ず、苦労されている企業様でしたので、喜びの声を直接いただいたときの達成感は格別でした。

また、私はお客様である大手自動車メーカーに1年間出向した経験があるのですが、そこではカルチャーショックを受けるくらい、これまでと全く違う仕事の向き合い方、考え方を学びました。特に、何に対しても危険予知をするという訓練は、今の自分の成長にもつながっていると感じますし、そうした経験を後輩たちにも伝えていきたいと思っています。

やりたいことに挑戦できるのは、
ウメトクだから。

今後の目標としては、新しい表面処理技術を開発すること。競合の加工メーカーも日々研究開発しているので簡単ではありませんが、私たちの強みは、表面処理という工程だけでなく、前後にある加工や処理も自社内で完結していて、トータルで工夫できるところ。その強みを生かして、ウメトクならではのコーティングができればいいですね。

表面処理と聞くと難しく感じるかもしれませんが、様々な学部の出身者がいて、卒業して一から勉強しはじめても知識は十分蓄えていけます。就職活動をしている時、ウメトクの採用担当者に「好きなことをしていいよ」と言われたのですが、実際にやりたいことを尊重してくれる今の環境は、負けず嫌いの私の性格にも合っていると感じます。皆さんも、自分がどうしたいか、どういう自分でありたいかを考えて企業を選んでください。

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