論文が学会誌に掲載されました

　熱処理事業部の後です．兵庫県立大学との共同研究におきまして，新たに３報の下記論文が学会誌に掲載になりましたので，紹介させて頂きます．①と②の論文では，軟質材であるAl，Znに対しての各種PVD膜の耐凝着性評価について記載し，③の論文ではチタン対向電極を用いた表面波プラズマによるTiC膜の成膜結果について記載しております．

①　掲載誌：砥粒加工学会誌
　　掲載号：2024年68巻4号
　　題目：Al, Znに対するPVD膜の耐凝着性評価
　　著者：後裕介¹，田中一平²，吉田大毅³，原田泰典²，南馬祐二¹，荻巣高志¹

➁　掲載誌：NETSU SHORI
　　掲載号：Vol. 64, Extra edition (2024)
　　題目：Effects of Sandblasting on Adhesion Resistance of PVD Films
　　著者：Y. Ushiro¹，I. Tanaka²，H. Yoshida³，Y. Harada²，Y. Nanba¹, and T. Ogisu¹

➂　掲載誌：Material Transaction　　
　　掲載号：Vol. 65, No.8 (2024)
　　題目：Deposition of TiC Film by Surface Wave Plasma with Titanium Counter Electrode
　　著者：Y. Ushiro¹，I. Tanaka²，Y. Harada², and T. Ogisu¹

　　（所属：^１ウメトク株式会社，²兵庫県立大学大学院，³兵庫県立大学）

　Al，Znに対しての各種PVD膜の耐凝着性評価については，試験条件を変えて，引き続き実験を続けております．また，来月末は砥粒加工学会に参加予定ですので，9月のブログにて報告させて頂きます．

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