砥粒加工学会(ABTEC2024)にて口頭発表を行いました

  • 作成日:2024年10月01日

 熱処理事業部の後です.2024年8月26~28日に新潟県長岡市で開催されました砥粒加工学会(ABTEC2024)にて口頭発表を行いましたので,紹介させて頂きます.
 学会では,今年,熱処理技術協会の特別号に掲載されました「Al,Znに対するPVD膜の耐凝着性評価におけるブラスト処理の影響」について,結果を追加しての発表を行いました.アルミや亜鉛は軟質であるため,膜種や試験条件によっては顕著に凝着が発生します.前回の実験ではボール材の凝着について定量的な評価はしておりませんでしたが,今回は摩擦試験後の皮膜上のしゅう動痕の観察写真において,画像解析ソフトを用いて,凝着率を数値化し評価を行いました.また,学会では,機械加工や表面処理に関する最新の講演も聞けて大変勉強になりました.

 今年は,10月と11月に開催されます国際学会ICPE2024と日本ばね学会においても,口頭発表を予定しております.また,セミナー講演を一件ご依頼頂いておりますので,学会や講演に向けて準備を進めていきます.

真空熱処理・窒化・PVDコーティング事業についてはこちらです↓↓
〇真空熱処理事業
https://www.umetoku.co.jp/heat-treatment/vacuum-heat-treatment/
〇窒化処理事業
https://www.umetoku.co.jp/heat-treatment/nitriding-treatment/
〇PVDコーティング事業
https://www.umetoku.co.jp/heat-treatment/pvd-coating/

ブログ一覧に戻る

© 2021 UMETOKU Inc All Right Reserved.