国際会議(ICM&P2022)に参加しました!
- 作成日:2022年11月14日
熱処理事業部の後です.先週,沖縄で開催されました国際会議(ICM&P2022)でポスター講演を行いましたので,ご紹介させて頂きます.
近年におきましては,カーボンニュートラル(CN)実現に向けて,さらなる省エネが重要視されており,先日当ブログにて,CN活動の一環としてエアリークビューアーやオーブン炉の導入についてご紹介させて頂きましたが,兵庫県立大学との共同研究におきましても,CN実現に向けて,皮膜の高速成膜化による消費エネルギーの削減を目的とした実験も行っております.学会では,上記実験結果について,「チタニウム対向電極を用いた表面波プラズマによるTiC膜の成膜」という題目で発表を行いました.また学会では,多くの大学と企業の方が来られ,多くの貴重な講演を拝聴することができました.
来月は,国際会議(ICPE2022)でオーラル発表を行います.今回の学会では,TiC膜の原料にチタン(固体)を用いておりましたが,次回の学会では原料に四塩化チタン(ガス)を用いて,TiC膜の高速成膜を目的とした実験結果について発表を行います.今後も発表できる結果がございましたら,適宜学会にて発表していきたいと思います.
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